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【写真で解説】乳歯の虫歯は小さくても要注意!早めの治療が大切な理由
こんにちは、熊本市西区春日にあります、フラワー歯科こども歯科クリニックです。
当院は小児歯科も行なっており、日々小さなお子様も治療やメインテナンスにご来院いただいています。
お子さまの虫歯(う蝕)は「見た目は小さいから大丈夫かな」と思われることもありますが、
乳歯には永久歯にはない特徴があり、実は重症化しやすいです。
今回は、実際のレントゲン写真と治療前・治療中・治療後の写真をもとに、
乳歯の虫歯がどのように進行するのかを分かりやすくご紹介します。
乳歯は神経(歯髄)に近い構造
乳歯は永久歯に比べて
- 歯の表面のエナメル質が薄い
- 内側の象牙質も薄い
- 神経(歯髄)の部屋が大きい
という特徴があります。
そのため、虫歯が一見小さく見えても、実際にはすぐ神経に近づき、相対的に大きなむし歯になってしまいます。
乳歯の神経(歯髄)の知覚は永久歯よりも鈍いと言われており、
お子様が痛みを訴える時にはかなり大きなむし歯に進行していることが多いです。
実際のケース紹介
🦷治療前(レントゲン・口腔内写真)🦷
見た目では小さな黒い点に見えますが、レントゲンを撮影すると神経の近くまで虫歯が進行していることがわかります。


🦷治療中🦷
虫歯を削ってみると、表面よりも中のむし歯が広がっていることが確認できます。
乳歯特有の進行の早さがよくわかる場面です。

🦷治療後🦷
しっかりと虫歯を取り除き、詰め物で修復しました。
見た目も自然で、機能的にも問題なく噛める状態に戻せました。

放置するとどうなるの?
乳歯の虫歯を放置すると…
- 強い痛みが出る
- 膿がたまり、歯ぐきが腫れる
- 永久歯の形成や萌出に悪影響を与える
といったリスクがあります。
乳歯は「どうせ抜けるから」と軽く考えられがちですが、
永久歯の健康を守るための大切な役割を担っています。
早めの受診・予防が一番の治療
今回の症例は低年齢ではありましたが、患児の治療への協力度が高く
局所麻酔下での治療で比較的スムーズに治療を行うことができました。
しかし、低年齢の患児の場合、治療にはたくさんのハードルがあり、
治療がすぐに難しい場合には「サホライド」というむし歯の進行止めのお薬を塗布し
経過を見ることもあります。
また治療への協力度が高いお子さまでも
小さな体でこれだけの治療をするのは負担をかけることでもあります。
小さなお子さまに負担をかけて
できなくてもよかったはずのむし歯の治療をする、、
それは保護者の方も望んでいることではないはずです。
このため、やはりこのようなむし歯を作ってから治療をする、ではなく
普段からむし歯にならない食生活・生活習慣を身につけ
定期的に歯科医院でフッ化物塗布や定期検診を受ける、歯ブラシ指導をしてもらう、
などの攻めの予防が一番大切だと痛感する日々です。
もしお子さまの歯に小さな変化を見つけたら、自己判断せずにぜひ早めにご相談ください。
まとめ
- 乳歯は永久歯に比べて虫歯が神経に到達しやすい
- 見た目が小さくても中で大きく進行していることがある
- 放置すると痛みや永久歯への悪影響につながる
- 定期検診と予防処置で虫歯ゼロを目指すことが大切
熊本市で小児歯科をお探しの方はフラワー歯科こども歯科クリニックへ
当院は小さなお子さまも安心して通院できるよう
治療に入る前にトレーニングを行い
できることから始めていきます。
お子さまが歯科へのトラウマを作らず
歯科クリニックは「自分の大切な歯を守ってくれる味方」なんだと思って
楽しく通院できることを目標に日々スタッフ一同診療にあたっています。
お子さまのお口のことでお悩みの際はお気軽にご来院・ご相談ください^^