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むし歯になりにくいおやつ販売始めました!
こんにち🦷❣️
今年初のブログは今月から販売を始めた
むし歯になりにくいおやつについて🍪
当院にはむし歯の治療のためにお子様、保護者の方が毎日ご来院されます。
みんな頑張って治療を受けてくれますが
ご褒美に「帰りにアイスを買って帰ろう」などのお話を耳にすることもあり、
せっかく治療を頑張ったらご褒美もあげたい、でもおやつをあげるのであれば
むし歯の治療をしているのだから、むし歯の原因にならないおやつをあげてほしいな、、、
というのが、歯科医療従事者としては思うところです。
そこで
むし歯の原因になりにくい、キシリトールを使ったおやつの販売を始めてみることにしました^^

受付前に並べてみると、みんな興味深々。
歯医者の子もおやつが好きなのは例外なく、我が子もおやつに食いついていました笑

では、なぜキシリトールを使ったおやつはむし歯になりにくい、またはならないのか?
せっかくなのでむし歯の原因となる糖についてお話をして見たいと思います。
むし歯はなぜできる?
おやつや甘いもの、糖類を摂取するとむし歯になることは
皆さんも知っていることかと思います。
ではなぜ、糖類を摂取するとむし歯ができるのか?
ですが、糖が直接むし歯を作るのではなく、
むし歯の原因となる細菌等が「糖」を代謝することで「酸」が発生し、
その酸が歯の表面のエナメル質という硬い層の構造を壊してむし歯が形成されます。
なので糖の摂取コントロールは
むし歯を予防する上で切り離せない項目なのですね。
しかし、すべての糖が細菌の代謝対象かというとそうではありません。
細菌が代謝する糖 〜糖の分類〜
糖質は大きく、3つに分類されます。
- 糖類(単糖類・二糖類で小さな分子の糖)
- 多糖類(二糖類よりも大きな分子の糖)
- 糖アルコール
この3つのうち、細菌が代謝できるのは分子の小さな「糖類」です。
これがほぼすべてのおやつには含まれているため
おやつを食べると細菌がその中に含まれている糖を代謝してむし歯ができます。
一方、むし歯予防でよく目にする「キシリトール」は
糖アルコールに分類され、こちらは細菌が代謝できない、またはほとんど代謝できないため
むし歯の原因となる酸が発生しなかったり、発生しても僅かです。

糖アルコール
今回、当院が販売するおやつは甘味に使う糖を細菌が代謝できる「糖類」ではなく
細菌が代謝できない「糖アルコール」を使ったおやつにして集めました。
糖アルコールは糖類に水素が添加(還元)された構造をしていて、細菌が代謝することが
できなかったり、できにくいようになっています。
むし歯ゼロのお口を目指そう!
ということで、今回は1月から販売を始めたむし歯の原因になりにくいおやつをきっかけに
カリオロジーの知識の一部を書いてみました。
私自身、大学に入るまでは一般の家庭で育ち
カリオロジーの知識もありませんので
むし歯があって今でもその負の遺産を引きずって生活しています。
これからのこどもたちには正しい知識と行動で
ぜひむし歯ゼロで成人を迎え、歳を重ねていってほしいです。
今後も歯科知識をわかりやすくお伝えできるよう
努力していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました^^