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【小児歯科】子どもの年齢に合わせた予防ケア~むし歯から歯を守るためにできること~
こんにちは。
熊本市西区の歯医者【フラワー歯科こども歯科クリニック】です。
子どものお口の中は、成長するにしたがって大きく変化していきます。
一般的に、生後6ヶ月ごろから歯が生え始め、3歳ごろにすべての乳歯が生え揃います。
そして6歳ごろから永久歯に生え変わり始め、およそ12歳ごろに親知らずを除く28本が生え揃います。
このように、子どもの歯並びや顎の形は常に変化しているため、年齢に合わせた予防ケアを行うことが大切です。
今回は、お子様の歯を虫歯から守る「年齢ごとのケアポイント」について説明します。
お子様の年齢に合わせた予防ケア
年齢に合わせたケアを行うことで、お口の健康を保ち、大人になってもむし歯になりにくいお口を作れる可能性があります。
予防ポイントを知り、お子様の歯をむし歯から守るようにしましょう。
歯の生え初めから3歳ごろまで
歯が生え始めたら、ガーゼでやさしく歯を拭き、お口の中を触れられることに慣れてもらえるようにしましょう。
また、むし歯菌から歯を守るために、歯科医院でフッ素塗布を受けることをおすすめします。
子どもにむし歯をうつすことのないよう、食事の口移しや食器の共有を避けるとともに、保護者の方のお口からむし歯菌を減らすためにも、保護者の方も歯科検診を受診しましょう。
3歳ごろから5歳ごろまで
お子様の歯磨きのあとに、むし歯になりやすい奥歯を重点的に、丁寧な仕上げ磨きを行いましょう。
デンタルフロスを活用することで、さらにお口汚れを除去できます。
(出典:厚生労働省 e-ヘルスネット「子供のむし歯の特徴と有病状況」) >
歯科の定期検診でフッ素塗布を行い、ブラッシング指導や食生活のアドバイスを受けながら、歯並びや顎の成長もチェックするようにしましょう。
6歳ごろから12歳ごろまでの小学生時代
この時期は、「混合歯列期」といって、お口の中に乳歯と永久歯が両方存在しています。
高さが揃っていない歯があるなど、歯磨きがしにくい時期ですので、小学生のあいだは、引き続き仕上げ磨きを行うようにしましょう。
また、歯並びやかみ合わせで気になることがあれば、歯科医師におたずねください。
12歳ごろから15歳ごろまでの中学生時代
仕上げ磨きを卒業して、お子様がご自分だけで歯を磨きはじめる時期です。
中学生になると、家の外で間食をする機会が増えたり、塾や部活などで食事が不規則になったりすることもあるでしょう。
歯科での定期検診の時間をしっかり確保し、歯のチェックを行うようにしてください。
16歳以上
「自分の歯は自分で守る」という意識を持たせるようにしましょう。
むし歯だけではなく歯周病にも気をつけましょう。
定期的な歯科検診受診の習慣を途切れさせないように、保護者の方のご協力が大切です。
お子様の健康なお口づくりをサポート!予防ケアは当院におまかせを
熊本市西区の歯医者「フラワー歯科こども歯科クリニック」では、お子様の将来のお口の健康を守るためにも、年齢に応じた予防ケアを行っています。
子育て中の女性副院長が、保護者の方のお悩みやご不安に寄り添い、親身になった診療を行っていますので、お子様の予防ケアは当院におまかせください。