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【小児歯科】歯ぐきが腫れて痛い!子どもに起こる「萌出性歯肉炎」とは?
こんにちは。
熊本市西区の歯医者【フラワー歯科こども歯科クリニック】です。
- 子どもの歯ぐきが腫れている
- 歯磨きをすると子どもが痛がる
その症状は、もしかしたら「萌出性歯肉炎」が原因かもしれません。
今回は、萌出性歯肉炎についてわかりやすくご紹介します。
萌出性歯肉炎とは?
萌出性歯肉炎とは、子どもの歯が生えてくるときに起こる歯肉炎のことです。
おもな症状には、歯ぐきの腫れやむずがゆさ、痛みなどがあります。
軽度の場合は、自覚症状があまりありません。
通常は、歯の生えかわりが終わると症状も落ち着きます。
萌出性歯肉炎が起こりやすい時期
萌出性歯肉炎は、次のような時期に起こりやすい傾向があります。
- 乳歯が生えてくる3歳ごろまで
- 第一大臼歯が生えてくる6歳前後
- 第二大臼歯が生えてくる12歳前後
歯は時間をかけてゆっくりと生えてきます。
生え終わるまでのあいだは、歯肉が歯に覆いかぶさった状態です。
歯磨きしづらい状態になって磨き残しが発生し、歯垢が溜まってしまうと、萌出性歯肉炎へとつながってしまいます。
萌出性歯肉炎の治療方法
萌出性歯肉炎は歯が生え終わると自然に治っていくものであるため、一般的には経過観察となります。
落ち着くまでのあいだ、丁寧なブラッシングを心がけ、歯垢が溜まらないようにしましょう。
お子様が自分で歯磨きをしているのなら、仕上げ磨きをしてあげてください。
ただし、腫れを繰り返す場合には、治療が必要です。
歯ぐきに腫れが見られたら、歯科医院へご相談ください。
お口の悩みは熊本市西区の歯医者「フラワー歯科こども歯科クリニック」へ
お子様の歯や歯ぐきについてのお悩みは、熊本市西区の歯医者【フラワー歯科こども歯科クリニック】がご相談を承っております。
小児歯科で定期的な検診やクリーニングを受けると、むし歯や歯周病の予防に役立つでしょう。
当院では、お子様に対して無理やり治療することはありません。
お子様が歯科医院へのトラウマや苦手意識を持たないように配慮しておりますので、お気軽にご相談ください。